top of page

人たらしの正体は、話術ではない。「距離感の達人」である。
営業という仕事を、長くやってきた。累計の販売実績は1000億超。その過程で、数えきれないほどの経営者と会ってきた。
上場企業の創業者。
何社も会社を売却した連続起業家。
資産数十億、数百億を築いた投資家。
業界を代表するオーナー経営者。
そのなかで、ずっと不思議だったことがある。
超富裕層に好かれる人には、驚くほど共通点があるのだ。
話が飛び抜けて面白いわけではない。
圧倒的な成功者というわけでもない。
なのに、なぜか可愛がられる。
共通点はひとつ。「距離感がうまい」。
ここではあえて、彼らを「人たらし」と呼びたい。騙すとか、操るという意味ではない。自然と人が集まり、自然と可愛がられ、自然と応援される——そういう人たちのことだ。
私は営業の現場で、その人たちをひたすら観察してきた。そして自分でも、数えきれない失敗を重ねながら、少しずつ盗んで実践してきた。
なぜ、あの人は可愛がられるのか。
なぜ、あの人には紹介が集まるのか。
なぜ、あの人といると居心地がいいのか。
この連載では、私が実際に見てきた成功者たちの共通点と、自分で試して効果があったことだけを、「人たらし」の本質として100の視点から紐解いていく。
100と聞くと多いと感じるかもしれない。だが、ありがちな概念やマインド論には意味がない。「具体的に、何をすべきか」だけを挙げていったら、あっという間に100個になった。
正直に言えば、これは私自身が今も戦略的にとっている行動だ。手の内を明かすことになるが、匿名という条件で公開する。
第1回のテーマは、「距離感」。
富裕層ほど、人を見ている。
そして富裕層ほど、人との距離に敏感だ。
人たらしとは、話術の達人ではない。
距離感の達人である。
関連記事
bottom of page





