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教育コラムを任せていただくにあたり、まずは自己紹介
教育に関する話をすることになりましたが、正直なところ、私は専門家ではないため、この大役を務められるのかという不安がありました。実際、一度はお断りさせていただいたほどです。しかし、編集部の方から「専門的な意見ではなく、Fさんの経験、親としての視点で国内外の教育事情を語ってもらいたい。リアルな声が聞きたい方が多いんです。」という言葉をいただき、それが私の背中を押しました。もし私の経験が、誰かの悩みや不安を少しでも解消できるのであれば、と思い立ち、書くことに決めました。
私は、日本の私立学校、海外の国立・私立学校、そして日本の大学、海外の大学院と、さまざまな教育機関を経験してきました。また、私自身の子供は現在11歳と14歳で、彼らも日本の私立学校に通い、一人は今、海外で学んでいます。私が経験した教育の道と、子供たちが今歩んでいる道は時代や環境が異なり、当然彼らの個性も違いますが、私がどのような情報をもとに、どのような選択をしてきたのかを一つの事例として共有できればと思っています。
また、編集部の方から「紹介タイトルにどれくらいの費用を使っているかも具体的に書きたい」と提案されましたが、それはさすがに恥ずかしいので遠慮させていただきました(笑)。その代わりに、「お金に糸目をつけず」というキャッチフレーズがついていて、逆に妄想を掻き立てられる仕上がりになったことには笑ってしまいました。とはいえ、実際には、子供たちにできる限りのサポートをしたいという思いから、手間もお金も惜しんでいないことは確かです。
このコラムでは、主に私の経験をもとに、具体的な海外の教育事情や、教育にかかる費用について詳しくお伝えしていきたいと思っています。ただし、子供たちがどの学校に通っているかについては、プライバシーの関係上、伏せさせていただきますので、その点はご理解いただければ幸いです。
教育は常に親にとって大きな課題であり、選択肢の多さに戸惑うことも少なくありません。私の話が少しでも皆様の参考になればと思っています。眉間に皺を寄せながら読むのではなく、ぜひ、お楽しみいただければと思います。